どうも喜多郎(@kitaro38)です。
9月1日は防災の日。みなさん防災対策してますか?
東海から西日本の太平洋岸沖合で発生する「南海トラフ巨大地震」や、首都圏に最大級の被害をもたらす「首都直下型地震」はいつ起きてもおかしくないと言われています。
首都直下型地震
- 南関東で30年以内にM7クラスの地震が発生する確率70パーセント
南海トラフ地震
- 30年以内にM8〜M9クラスの大規模地震が発生する確率70パーセント
直近の大地震のインフラの復旧は以下のとおり。
東日本大震災では
電気は1週間
水道は3週間
ガスは5週間
でライフラインが復旧しました。熊本地震では
電気は1週間
水道は1週間で大きく改善後、その後は緩やかに改善
ガスは2週間
でほとんどが復旧しました。出典:危機回避.COM
備えあれば憂いなし。ボクもいつ被災者になるかわからないので、水や非常食、防災グッズを家に備えてます。
しかし、この記事を書いていて自分の備蓄量が圧倒的に少なすぎることに気づきました。
今回は在宅被災者になったときのために必要な飲料水や保存食の備蓄量および、ボクが持ってる防災グッズをご紹介いたします。
もくじ
大地震在宅被災時に必要な保存食と飲料水の備蓄量と防災グッズ
生命線である水の確保【防災備蓄】
生きていくには水が不可欠です。
人は食料がなくても水さえあれば1ヶ月近く生きることができます。しかし、水を飲めないと数日で生命の危機を迎えます。
体内の水分が2%失われるとのどの渇きを感じ、運動能力が低下しはじめます。3%失われると、強いのどの渇き、ぼんやり、食欲不振などの症状がおこり、4~5%になると、疲労感や頭痛、めまいなどの脱水症状があらわれます。そして、10%以上になると、死にいたることもあります。人間にとって水分の摂取は、欠かすことができないとても大切なものなのです。
飲料水の備蓄はどれくらい必要?
南海トラフ巨大地震や首都直下地震が起きた場合、水・電気・ガス等のライフラインの復旧には最低でも7日間以上かかる見込みです。
飲料水は最低でも7日分は備蓄しておきたいですね。
大人1人につき、1日2~3Lの飲料水が必要と言われています。これは食べ物で摂取できる水分も含まれます。調理用と飲料用で1人あたり1日3Lあれば安心ですね。
そうなると7日間で必要な水分は1人あたり21リットルとなります。
ボクはとりあえず2リットル×6本=12リットルの備蓄飲料水を確保してますが、この記事を書くにあたりいろいろ調べてると備蓄量が足りてないことがわかったので追加購入します。
5年保存できる備蓄用飲料水 24リットル
バスタブに水を貯めて生活用水に活用
断水になったとしても、貯水槽に水を貯めるマンションの場合は水が出る可能性があります。被災時、水が出るようならバスタブに貯めましょう。
一般的なバスタブにめいっぱい注いで250リットル貯めることが可能。生活用水として活用できます。

250リットル
出典:お風呂には何リットルのお湯が入る?浴槽に水を入れて検証
バスタブの他にウォータータンクに貯めておくのもいいですね。
SUPER DELIOS(スーパー デリオス) 携帯浄水器


ボクはこの携帯浄水器を持ってるので最悪の場合はバスタブの水を飲料水として活用するつもりです。これさえあればバスタブに貯めた200リットルの水を飲料水に変えられます。手動でシュポシュポやんなきゃいけないけど。
アウトドアや海外旅行のお供にも使えますよ。
食料を確保しておこう【防災備蓄】
東日本大震災が起きた時、被災地でもないのに都内のスーパーやコンビニの食料品が一斉になくなりました。ただ飲食店は普通に営業していて食べるものに困ることはありませんでした。
首都直下型地震が起きた場合、数百万人の被災者が出るという試算があります。流通が麻痺するので食料の供給はしばらく追いつかない状態になるでしょう。食料在庫は早い者勝ちの奪い合い状態になり、インフラが断たれた飲食店も営業できないでしょう。
被災状況にもよりますが食料供給の復旧まで一週間以上かかると言われているので、最低でも一週間分の食料は備蓄しておきたいですね。
ちなみにボクが備蓄してるのは「カゴメ 野菜の保存食セット」と「保存缶ハーベスト」
カゴメ 野菜の保存食セット
- 野菜たっぷり入ったスープ3種×2=6個
- 野菜一日これ一本190g×6本
- 野菜一日これ一本は製造から5.5年、レトルトパウチのスープは製造から3.5年の賞味期限。
この記事を書いてて小腹がすいたのでためしに「野菜たっぷりトマトのスープ」を食べてみました。
確かに野菜たっぷりでトマトがしっかり味わえてうまい!でも量的には少ないですね。追加でパンかおにぎりの一つでもあればなんとか1食分になるかなって感じ。まあ水分取れるし栄養もそれなりにあるからこれだけでもいいんでしょうけどね。
保存缶ハーベスト
- 8包100g
- 製造から5年保存可能
カンパンより絶対にこっちのが美味しいハーベスト。ただのど乾くよねー。缶の裏側に災害ダイヤル利用方法が書いてある防災デザイン。
「カゴメ 野菜の保存食セット」と「保存缶ハーベスト」だけで1週間はさすがに厳しいかなー。食料は追加購入したいところ。
ボクがピックアップした良さげな保存食をご紹介
尾西食品 アルファ米12種類全部セット(非常食 5年保存 各味1食×12種類)
- 製造から5年保存可能
- 原材料:「アルファ米」シリーズ
- 商品サイズ(高さx奥行x幅):15cm×25cm×20cm
- お湯で約15分、水で約60分
「アルファ米」は、炊きたてご飯のおいしさをそのままに急速乾燥したもの。水だけで調理できるから便利。ただ水だとできあがるまでに1時間待つ必要あり。アルファ米の赤飯を食べたことあるけど、普通の赤飯となんら遜色なく美味しかったです。
白飯、五目ごはん、わかめごはん、田舎ごはん、松茸ごはん、赤飯、山菜おこわ、白がゆ、梅がゆ、ドライカレー、チキンライス、えびピラフというラインナップ。
越後製菓 非常用・備蓄用 ご飯
- 製造から5年保存可能
- 原材料名 うるち米(国内産)
- セット内容:200g×6パック×6袋=36食分
- 箱サイズ:365×265×250mm
- 箱重量:8.3kg
白ごはんとおかず食べたいから、コチラのパックごはん買う予定。
停電でガスも止まってたらアルコールストーブ使って湯煎します。カセットコンロ持ってる人はアルファ米よりこっちのがいいんじゃないでしょうか。
調理不要!美味しい防災食セット-18食入り 2人で約3日分
- 製造から5年保存可能
- UAA(ウルトラアンチエイジング)製法
- 温めなくても食べられる
さば味噌煮、肉じゃが、ハンバーグ煮込み、きんぴらごぼう、筑前煮、豚汁、の惣菜に白粥とラーメン、ぜんざいを加えた9種類×2食=計18食セット。
ぜんざいと白粥はおかずにならないから置いといて、筑前煮メインの回はちょっと渋い感じ。まあ他はメシがすすむおかずばかりでいいじゃないですか。5年保存できます。
ハウス 温めずにおいしいカレー まろやか野菜カレー 200g×10個
- 製造から3年保存可能
- 玉ねぎやトマトがとけこんだまろやかさと、焙煎カレーパウダーの香ばしさが特徴の野菜カレー。
- 加熱調理せずにそのままご飯にかけてもさらっとなめらかで香り高いカレーを楽しめる。
冷たいままでも食べられるカレー。レビューを見る限りあっためなくてもそこそこ美味しいみたいです。当然あっためた方が美味しいんでしょうけど。
サバイバルフーズ バラエティセット 小缶(計6缶 15食相当)
- 製造から25年保存可能
- 内容量:6缶
こちらはなんと25年保存可能な非常食。そのぶんお値段もやや高めですね。缶がオシャレ。クラッカー、チキンシチュー、野菜シチュー、洋風とり雑炊、洋風えび雑炊というラインナップ。
ガスや電気が止まった時の調理器具
ガスや電気が止まった場合、調理にはキャンプグッズのアルコールストーブを使おうと考えてます。
燃料用アルコールを注いで使うアルコールストーブ。キャンプ用に買ったんだけど防災グッズとしても使えますね。お湯沸かしたりとか普通にできますから。
青い炎で分かりづらいけどけっこう上の方まで燃えてるので要注意。ちなみに燃料用アルコールは薬局などで売ってます。
最近のカセットコンロはスタイリッシュ
火災に備えよう【防災グッズ】
地震によって思わぬ火災が起きる可能性があります。マンションなら廊下などの共用部分に消火器が設置してる場合が多いので、もしもの時のために位置を把握しておきましょう。
初期火災に対応する消火グッズが部屋にあると心強いですね。
消火器もAmazonで3000円ほどで買えるようです。
トイレ対策をしておこう【防災グッズ】
災害時に困るのが排便の処理。断水になると水洗トイレは不能になります。
大事な水を水洗トイレに使うのももったいないのでボクは「サッと固まる非常用トイレ袋(30回分)」を常備。6年前に購入したけど幸いまだ使ってません。


便器に袋をかぶせ、袋の中に用を足したあと消臭凝固剤をふりかけるだけ。被災時はひと袋に1日分のし尿を溜め込んでから捨てようと考えてます。
停電に備えよう【防災グッズ】
大地震によって停電する可能性が高いです。夜は明かりがないと何もできないので、もしもの時のために懐中電灯は必須でしょう。
懐中電灯 手回し発電機内蔵 AM/FMラジオ ソーラー充電 携帯電話充電
ボクがもってる懐中電灯はコレ。ソーラー充電と手回し発電機内臓でラジオがついてるLED懐中電灯。
3分間ハンドルを回転させるとLEDライト約25分点灯、ラジオ約8分間、フラッシュライト約25分間、サイレン約2分間鳴らすことが可能。真っ暗になってもすぐわかるとこ置いてます。
ボクの持ってるやつは2012年に買ったやつでガラケーしか充電できないけど、下のリンクの懐中電灯はモバイルバッテリー機能あり。
Superway LEDランタン
このLEDランタンもキャンプ用ですが、マグネット式で超便利。さらにモバイルバッテリーにもなる優れもの。ただ被災時に停電になった場合、LEDランタンの充電切れてたらアウト。日頃から充電しておきましょう。ボクは常に冷蔵庫にはりつけてます。
その他の防災備品【防災グッズ】
サバイバルシート
まだ使ったことないけど防寒&保温してくれるサバイバルシート。こういうのは避難所や屋外で被災した人用かな。あんま家の中では使わないかも。布団あるし。コンパクトだからカバンに入れとくといいかも。
お肌にやさしいぬれタオル
とりあえず風呂に入れないかもだから体拭く用に備蓄。20センチ×30センチの大判ウェッティーみたいなものかな。防災グッズとして2012年に買ったやつだけど開けてないからまだ使えるよね?
まとめ
南海トラフ巨大地震や首都直下型地震は、どちらも30年以内に70パーセントの確率で起きる。いつ起きてもおかしくない状況。
最低でも1週間生きられるだけの水と食料は必ず備蓄しておきましょう。
防災が面倒な方はとりあえず一週間分の飲料水だけでも備蓄してください。
5年保存できる備蓄用飲料水 24リットル
うちはあまり家具がないので記事に書かなかったけど、背の高い家具がある家はしっかり固定してくださいね。大地震のとき家具に挟まれて圧死するケースも多々ありますので。
備えあれば憂いなし!
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